茨木のり子の詩のことば 「鍵」


茨木のり子さんの詩のことば

鍵   

「一つの鍵が 手に入ると
たちまち扉はひらかれる」

・  

でもその鍵に
気づかない

見る人が見たら
あまたの鍵が
あるというのに
……

わたしにとって
人生の扉を開く鍵は、
決してそれだけはしたくないと
ずっと避けてとおってきたこと
だった

避けてきたことを
勇気を出して
やってみると
人生が変わる

避けていることさえ
気づかなかったり
するけれど